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2011年2月 ニュージーランド南島 テ・アナウ トラウトアンドキング ロゴ
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ニュージーランド南島・テアナウ釣行レポート


NZの様々な場所を釣っている友人が、前回一緒に釣りをしたガイドから、

テアナウという町にあるジョーズリバーが非常に面白いと聞いた。

そこにはミルフォードサウンドからヘリコプターで飛ぶのだが、

川の水はエメラルド色に澄んでいて、魚影も濃く、

サイトフィッシングには最高の川とのことらしい。

川の名前からしても巨大なブラウンが大口を開けていそうだ。

そこで今年の2月、我々はそのジョーズリバーを初体験するためにNZを訪れた。

果たして結果はいかに・・・





NZ南島最大の観光の町、クイーンズタウンが眼下に広がった。

ここから今回の宿泊地テアナウへは車で2時間ほどかかる。





ガイドと目的のジョーズに行く前に、自分達で釣ってみた。

先ずは湖に流れ込む川の河口から、徐々に上流に魚を探しながら移動した。

雰囲気はいいのだが、道路沿いの川なので魚影は濃くないようだ。





足首ほどの浅場にいた60cmオーバーのブラウントラウト。

ブラックハンピーを見つけるとスーッと近づいてきてスローモーションのようにフライをくわえた。





水量が多めの支流でも試してみた。

このプールの真ん中で頻繁に餌を食べている魚を発見。

一発で食わせたがスッポ抜けてしまった。

サイトフィッシング用のフライは大きなテレストリアル。夏NZの必需品だ。





翌日、いよいよガイドとヘリコプターで目的の川へ・・・

しかし空は雨模様、残念ながら今日はヘリは飛ばないらしい。

しかたなく車でアクセスできる川へ。

サイトフィッシングができないので、流れにビーズヘッドニンフをナチュラルに流すと、

50cmオーバーのブラウンが連続アタック。

雨が上がりトロ場ではライズも始まったのでドライフライも試みた。




その翌日も同じような天候だ。

残された日数は少なくなり焦る。

マタウラリバーの大きな支流でサイトフィッシングを試みた。




トロ場の対岸に倒木があり、その周りを大きなブラウンが回遊しているのが見える。

ライツロイヤルをそっと浮かべると、スーッと近づいてきてフライをくわえた。





そしてテアナウ滞在最終日、遂にヘリコプターは飛んだ!

入り組んだミルフォードサウンドを抜けて谷底に降りるとそこには・・・




エメラルドに輝く川が流れていた。




あまりにも水が透明すぎて、流れに揺れる魚達が空中に浮いているように見える。

テレストリアルパターンをナチュラルに流すと、

60cmオーバーの美しいブラウンがフライをくわえた。




宝石をちりばめたような川に棲む宝石のように美しい魚達に出会えた。




ネバーランドを楽しみすぎて、

ヘリが迎えに来る時間をオーバーしてしまい、焦って太古の森を彷徨ってしまったが、

無事ピックアップポイントに辿り着くことができた。




眼下にはジュラシックパークを連想させる世界が広がる。




最後の移動日にガイドから新たに教えてもらった場所を釣った。

我々が普段よく釣るマタウラリバーに小さなスプリングクリークが流れ込んでいて、

そこには巨大ブラウン達がいて、カディスのハッチがあるとライズを繰り返しているらしい。

ガイドの話通り10ポンドもありそうな大物が藻の間から見え隠れしていて、

たまにライズをしているのだが、アプローチが難しく次回の課題となってしまった。





今回の釣行では不思議なことがあった。

雨でヘリコプターが飛ばず、車アクセスの川に行った時だった。

午後になるといつもは魚が付かないような浅場に大型ブラウンが突然何匹も並びだした。

そこに様々なフライを流したのだが全く反応がない。

人が近付いてもあまり逃げようとしない。

以降、この日は全く釣れなくなってしまった。

そして宿に帰り、あのクライストチャーチの地震のことを知った。

ここからクライストチャーチまでは500kmも離れているのだが、魚達は異変を感じ取ったのだろうか。


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